作業療法とは
作業療法は、身体または精神に障害のあるもの、またはそれが予測されるものに対してその主体的な活動の獲得をはかるため、諸機能の回復・維持および開発を促す 作業活動を用いて行う治療・指導・援助を行うことを指します。主に、手工芸やレクリエーション、日常生活動作などの活動を行っています。
作業療法士は、国家試験により免許を受け、医師の指示のもとに農耕・畜産・園芸・手芸・木工などの適当な作業を行うことにより、 障害者の身体運動機能や精神心理機能の改善を目指す治療を行っています。
当院では
主に、輪投げやお手玉などを使っての作業活動を通して、日常生活動作(ADL動作)の獲得・向上を図ります。 それに使用する治療器具や物品は、自分たちで作成したり、患者さんの身体状況に応じた自助具の作成も行っております。また、週1回、身体を動かすことや頭の体操などを目的とした、レクリエーションも行っており、作業を通して、入院生活の長期化の予防や廃用予防も行っています。