リバビリテーション科の活動報告

呼吸器リハビリテーションの充実に向けての取り組み

呼吸器リハビリテーションとは、呼吸器の病気によって生じた障害を持つ患者さんに対して、可能な限り機能を回復、あるいは維持させることによって患者さん自身が自立または安定した日常生活を送れるよう、継続的に支援していくリハビリテーションです。現在、当院リハビリテーション科では呼吸器リハビリテーションの充実を図り、勉強会、他院との連携、他職種から講習等の活動を行っています。

セラピストによる喀痰吸引実施に向けての取り組み

当院ではセラピストによる喀痰吸引の実施に向けて、医師による講義、他部署から知識・技術の指導により、吸引技術の習得を行っています。

地域支援活動

リハビリテーション科では堺市中区地域のつながりハート事業の一環として、地域の方への健康体操の講習や、施設で働かれている介助者の方への介助方法の講習会等の活動を行っています。

勉強会のスケジュールと報告

リハビリテーション科勉強会

リハビリテーション科スタッフ全体の知識共有や向上、新人に対しては、発表や資料作成方法の指導や教育を目的に、月に１回～2回の頻度で勉強会を行っています。

他院セラピストとの勉強会

2～3カ月に1度の頻度で、他病院や施設のセラピストが集まり、テーピングの勉強会を実施し、知識共有や交流を図っています。

院外勉強会

院内の勉強では賄いきれない内容や、さらなる知識向上の為に、積極的に外部の学会や勉強会に参加しています。

新人教育プログラムのスケジュール紹介

当科では、新人教育を含めたスタッフ教育が重要と考え、全員が教育に関わるシステムを実践しています。
新人スタッフ一人につき、一人の指導係（バイザー）を配置し、それらを複数の大きなグループに編成しています。グループごとに技術面や業務面での指導を行っていきますが、技術面の向上に関しては院内で行われている触診勉強会や外部講師による勉強会なども参加しています。また、定期的にバイザー間でミーティングを行い、新人スタッフの指導量や指導内容についてアドバイスを含めた話し合いの場を設けています。